門弟のシングルマザーMさんの投稿が興味深いので
紹介したい。
大田区の職場に勤めていたMさんは、最近転職して
大手町の職場に通勤するようになったらしい。
そして格差の現実をこのように報告してくれている。
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転職してまだ1週間ですが、大田区の職場だったときは、
自分の職場だけでなく、街を歩いていても不況をヒシヒシと
感じていたのですが、大手町を歩いてもそういうふうに感じる
ことが殆どありません。
(場違い感、疎外感ありありで居心地の悪いこと)
名だたる企業の立派な自社ビルがドーンドーンとあり、
パレスホテル1Fにあるダイニングのランチは、一番安い
コースで3000円位するのに、正午には満席です。
永田町で「景気は確実によくなっている」と言っている
人たちは、こういうようなところしか知らないのだろうし、
彼らが情報収集するような相手は、そういうところで日常を
送っている人なのではないかと思います。
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パレスホテルは最近、改築してオープンしてるから、
まだ行ったことがないのですが、そりゃあ皇居の横だから、
日本で最も高給取りの者たちがランチしに来るホテルでしょう。
でも最近は中国人の観光客がやたら多いから、宿泊している
中国人が食ってるのかもしれません。
普通のサラリーマンはワンコイン亭主などと言われるように、
500円の弁当を食べてたり、コンビニで250円で済ませたり
する者もいるのですが、金持ちにとってみたら値段なんか
考えずに食事をするんですね。
美味しかったら3000円のランチとか意識せずに、1万円札を、
ほいと出すわけです。
わしがそうだから、よくわかります。
わしも自分の快楽本位で考えるなら、安倍政権でも構わない
のですが、やっぱり中間層が痩せ細ってしまうと、
本も雑誌も売れなくなって、日本の文化が衰退してしまう。
あくまでも「公」のために、安倍政権ではダメだと思うわけです。
不思議なのは貧困層が安倍政権を支持する現象です。
貧困層だからこそ知性が足りなくて、騙されるのでしょうか?